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真壁石:やすらぎを生む美しさ。墓石日本一の逸品。

真壁石の特徴

茨城県西部に位置する常陸三山(筑波山・加波山・足尾山)。その懐にはおよそ6000万年前にできた花崗岩体が広がり、真壁石はここより産出される堅牢・美麗な御影石です。

日本随一の御影石産地として知られ、”こみかげ石” ”常陸こみかげ石” とも呼ばれています。

良質な御影石は、長い歴史に培われた伝統の技術と最先端の機器を融合し、さまざまな石造物に利用されています。

真壁石の歴史

鎌倉時代より常陸三山の麓で石材業が始まり、とくに江戸の庶民文化の奥隆により城郭や神社、仏閣、墓石、美術工芸品などへ真壁石の利用が広がりました。

その後、消費地に近い立地を生かし、生産力、流通力を高め、今では日本屈指の御影石の産地に発展しています。伝統の技術は多くの名工によって継承され、「真壁石燈龍」は平成七年に国の伝統的工芸品に指定されました。