Loading...

箱根山五輪塔の展示墓(日本庭園陵墓紅葉亭様)

日本庭園陵墓紅葉亭様に箱根山五輪塔の展示墓を設置しました。

この箱根山五輪塔には、神奈川県真鶴町から採掘される本小松石を厳選しています。箱根山五輪塔を霊園の規定内に収まる様に寸法を合わせ、スケールダウンしました。そして、雰囲気が損なわない様、下台に自然石を使用し、石塔部は小叩きによる仕上げを施しています。外柵には、茨城県笠間市稲田の石切山脈から採掘された稲田石を使用しています。(伝統工芸士の坂口登が監修制作しました。)

■本小松石&稲田石とは

本小松石は、皇室の陵墓にも使用され、徳川家のお墓にも使用されている日本の中でもトップクラスのブランド石材です。稲田石も皇室の陵墓に使用されている関東きっての銘石です。

■箱根山五輪塔とは

芦の湯から精進池への国道1号線沿いに並ぶ三基の五輪塔は、曾我兄弟と虎御前のものと伝えられています。総高約2.5メートルの五輪塔で、左側2つが曽我兄弟のもので、右の少し低い塔が虎御前のものです。虎御前の五輪塔には、「永仁三年」(1295年)の銘が刻まれ、地蔵講によって建立されたことが判明しています。地蔵講の銘が刻まれているのは、この五輪塔が最古のものといわれています。


  • 名称

    箱根山五輪塔

  • 石の種類

    本小松石・稲田石

  • 加工

    小叩き仕上げ